医学・薬学

医学部医学科

医学部医学科での学びに関しては,皆さんおわかりだと思います。学びの内容は,各大学同じだと考えてよいと思います。選ぶときの基準は,皆さんは単純に偏差値で決めているだろうと思います。医学は基礎医学系(研究系)と臨床医学系にわけることができますが,現在の日本の大学では,基礎医学志望の学生が少なくて困っています。(名古屋大学医学部も,このことを訴えています。)重要な分野ですし,本当に面白い分野なので是非一度考えてみてください。(管理人の個人的な意見ですが,日本は臨床医学に偏りすぎている気がします。確かに,ベッドを持ってこその医者であるという考え方もあるでしょうが,最新医療は基礎医学の進歩なしには生まれないということも事実です。) 下のリンクに名古屋大学医学部のメッセージをリンクします。


LinkIcon名古屋大学医学部医学科
LinkIcon岐阜大学医学部医学科
LinkIcon三重大学医学部医学科
LinkIcon浜松医科大学医学部医学科
LinkIcon福井大学医学部医学科
LinkIcon金沢大学医薬保健学域医学類
LinkIcon富山大学医学部医学科
LinkIcon信州大学医学部医学科

保健学科と看護学科

名古屋大学,金沢大学,信州大学は保健学科で,それ以外は看護学科です。保健学科は,下の表でわかるように看護学,検査技術,理学療法,作業療法で構成されています。(放射線技術は信州大学にはありません。)この中で,理学療法と作業療法がわかりにくいので解説します。共に重要な分野ですが,志願者が少ない(特に作業療法)のが悩みです。高齢化が進むにつれて,作業療法士の重要性はどんどん大きくなっていきます。是非,その道も考えてみてください。

理学療法:身体障害者の運動機能の回復  身体機能のリハビリ
作業療法:精神障害者,障害のある高齢者,障害児,身体障害者(高次脳機能障害も含む)の 身体+精神心理面のリハビリ


  看護学 放射線技術 検査技術 理学療法 作業療法

名古屋大学医学部保健学科

金沢大学医薬保健学域保健学類

○   ○ ○ 

信州大学医学部保健学科

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 看護学科は看護学のみを専攻するわけですが,基礎看護,母子看護,成年・老人看護,広域看護(精神看護,地域看護),健康科学を学ぶことになります。一般的に,保健学科の中の看護学よりも幅広い分野を扱っていることが多いと思います。ただ,私立大学と違って,検査技師や療法士の資格はとれません。

【認定看護師と専門看護師】
認定看護師と専門看護師という言葉をご存じですか・・ 共に,ある特定の分野(例えば,がんの化学療法治療)で専門医とともに,まさにエキスパートとして働く看護師です。日本では,まだ数が少ない状況ですが,これからどんどん増えていくと思います。認定看護師は6ヶ月の教育を受けてから試験を受けられて現在15000人弱,専門看護師は大学院に進まないと,取れない資格です。認定看護師は臨床現場のエキスパートという標語が使われていて,専門看護師は「看護ケアのスペシャリスト」という標語が使われています。感じから行くと,専門の方が一段格上ということでしょうか。ケアまで入ってくると,様々な研究も必要となります。ちなみに,認定看護師と専門看護師の教育分野のリストを下に載せますが・・ 一つの県でとれる分野はかなり限られています。例えば,愛知県だと,愛知県立大学だけが両方に入っています。

認定看護師教育機関
LinkIconcn_kikanitiran_20170427.pdf
専門看護師教育機関
LinkIconcnskyouikukatei_20170403.pdf



LinkIcon名古屋大学医学部保健学科
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LinkIcon信州大学医学部保健学科
LinkIcon岐阜大学医学部看護学科
LinkIcon三重大学医学部看護学科
LinkIcon浜松医科大学医学部看護学科
LinkIcon福井大学医学部看護学科
LinkIcon富山大学医学部看護学科

薬学部

国立12大学では,金沢大学と富山大学にしかありません。東海地区は,名古屋市立大学,岐阜薬科大学,静岡県立大学と公立大学に設置されています。薬学部には4年制(創薬系)と6年制(薬剤系)があります。薬剤師の受験資格が得られるのは6年制の方です。(特例措置で4年制でも受験資格は得られますが,かなり厳しい状況ですから,薬剤師志望の方は6年制を受験して下さい。)4年制も6年制も最初のうちはどちらも「基礎薬学」を学びますが,後半になると4年制は「創薬関連科学」を,6年制は「医療薬学科目」と「臨床薬学実務実習」を学ぶことになります。特徴的なのが,実務実習だと思います。医療現場における対応の訓練の実習を行うわけです。あくまで,理論的に攻めている4年制とはかなりの違いになります。(どちらが上位と言うことではないと思います。医学部の基礎医学と臨床医学の違いほどの差ではないと思います。)
 かなり端的に言ってしまうと,新薬開発を行うのが4年制で修士に進学するのが当たり前,薬剤師になる(=既存の薬を如何に有効に働かせるかという組み合わせ:調合のプロ)のが6年制です。


4年制
LinkIcon金沢大学医薬保健学域創薬科学類
LinkIcon富山大学薬学部創薬科学科
6年制
LinkIcon金沢大学医薬保健学域薬学類
LinkIcon富山大学薬学部薬学科

薬剤師について
かなり,うがった見方の意見だと言うことはご承知ください。薬剤師の話です。、

理系の資格の1つとして薬剤師があります。昔に比べると医師に対する発言力は大きくなっていますので,やりがいのある仕事だと思います。ただし,臨床薬学はものすごい勢いで進歩しています。薬剤師だといっても,3年も現場を離れていると通用しなくなるという面が最近出てきました。資格=将来の保証という構図は必ずしも成立しなくなっているわけです。ですから,4年制か6年制かはよく考えて選んでください。4年制で大学院まで行って,製薬会社に入った方が長く続けられるという面があります。

更新情報

2017.06.12
看護の内容をかなり変更しました。